3本線ノート術(橋本 和彦、フォレスト出版)
「3本線ノート術」は、どのような本なのかというと、「授業で聞いた重要なポイント」や「問題演習の時、解けなかった問題」や「覚えていないところ」が、一見して、わかるようなノートを作る方法が書かれています。
本のタイトルにあるように、ノートに3本線を引いて、情報を整理していきます。
英語学習で使えるか?
この本で推奨されているノート術は、正直、小学生や中学生のノートみたいで、私は抵抗を感じました。元々、中学受験のプロフェッショナルが、受験生に勧めているノート術なので、そうなるのも仕方がないとは思うんですけどね。
ただ、この本のノート術では、なぜ、英語学習にノート術が必要なのか。でも書いた勉強の基本である「区別」と「克服」が踏まらえているので、英語学習でも、実践すると効果はあると思います。また、そもそも、受験も英語学習も資格の勉強も「根本」は同じですから、実践しても損はないと思います。
ただ、1つ不満に思ったことは、このノート術では、ノートに書くべき内容が多いということです。時間がある学生はいいとしても、社会人には色々なことをノートに書くための時間がありませんからね。
社会人が英語学習や資格の勉強をするときは、「荷物が少ない(コンパクトにまとまる)」「時間がかからない」というのを重宝すると思いますし、少なくても私はそうですから。
というわけで、このノート術は、ノートに書き込む量を自分なりに改善すれば使えると思いました。
◆書籍名:3本線ノート術
◆著者名:橋本 和彦
◆出版社:フォレスト出版
3本線ノート術